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【お盆に想う】ジャーナリスト和多田進さん

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2015年6月21日 湘南国立大学校校長の和多田さんと
 
本日は「山の日」ということですが
この時期はやはり「お盆」…ということで

今年6月22日にお亡くなりになった
ジャーナリストの和多田進さんを偲んで
和多田さんによる田野城のインタビュー記事を掲載します
(田野城は ”死に別れた” と思っていないそうですが)

和多田さんとの初めての出会いは、
田野城が静養のために暫く移り住んでいた北海道帯広市

まわりは畑と林そして空の中

何故だかわからないが(直接、伺ったことがないので)
田野城に興味を持ってくれた和多田さんは
馬小屋を改築した当時の住まいまで訪ねてこられました

その時のインタビューが
「現代ニッポンにおける人生相談」(週刊朝日別冊1997年6月15日号 )
に掲載されました。タイトルは

「日本の音楽業界になじめない私の理由」

以下、転載です(和多田さん:WS、田野城:TH)

---------------------------------
「日本の音楽業界になじめない私の理由」

|楽器も英語もできないけれど、
     アメリカの音楽学校目ざして
          飛んでいってしまった僕|

WS: 高校を卒業するまで田野城さんは楽器を扱ったこともなく、
楽譜も読めなかったそうですね。

TH:高校を出るまでは大学に行くのか何をするのか、
全然決めてなくて、とりあえず長く外国に滞在したい
と思ってたんです。
それで留学を考えました。
高校からジャズを聴き始めて、本場の人たちが何を食べて、
何を見て、何を考えているのか知りたかった。

後に僕の先生になってくださったデイブ・リーブマンに
すごく興味を持っていて、ぜひ会いたいと思いました。
住んでいる所は知らなかったけど、
アメリカに行けばいるだろうって。

ジョージ・ラッセルというコンポーザーの方や
ジョー・アラッドと言うサキソフォンの大先生にも会いたかった。

WS:マニアックだったんだ。

TH:そうですね。
当時はフォークソング全盛期の時で、
ギターの弾き語りが出来る人はクラスの人気者だった。

で、僕はといえば、教室の片すみで
スイング・ジャーナルを読んでいた。
変人扱いされていたんです。

でも本場ジャズの音楽家達を知るためには
楽器をやらなきゃいけない。
それで僕はサックスを選んだわけです。

WS:でも…。

TH:縦笛くらいは吹けました。
アメリカに行く前には楽器も買った。

 - 続く-

( スタッフより)

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ホ−ムペ−ジを開設してから、僕のもとに「アメリカに行きたい!」「留学したいのだがどうすれば良いでしょう・・・」「サックスを使って即興演奏をしたい!」など、数多くの熱いメッセージが届けられている。こういった意見が届くたび、かつて僕もあなた達と同じ時期、心に抱き漠然と悩んでいた事を懐かしく思う。

田野城寿男プロフィール

サックス・プレーヤー。1958年生まれ。78年、ボストンのバークリ−音楽大学入学。在学中、ニューヨークでデイブ・リーブマンにサックス、フルート、音楽理論を師事。・・・91年、「25周年記念 スイス・モントルー・ジャズフェスティバル」に出演。この年、特別プロデューサ−として迎えられたクインシー・ジョーンズは、田野城の音楽とオリジナリティを「おまえは誰にも似ていない」という言葉で認め、抜擢した。

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世界共通の言語である音楽は、国や民族、宗教の違い等を超えて、人の心を豊かにしたり、幸福にする力を持っています。だから音楽をする人間は地域や社会に貢献できるし、貢献していくべきなのです。

僕の言葉では、音楽は、人が人を想う「愛」だということになります。

田野城寿男が考える音楽教育

私は小学校から高校に至る迄、大の学校嫌いでした。
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