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ホームタウン

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先日の横浜A.B.SMILEライブ演奏後
カウンターで寛いでいると電話が鳴った。

「もう終わりましたが田野城さんはまだ居ますよ。」とマスター。

僕に会いたいって…誰?

間もなく男が入ってきた。

「ツッチー!!!」周りの皆が声をあげた。

横浜時代の教え子が駆けつけてくれた。

不器用なやつだが真面目なやつだった。

教えていた頃はおそらく18か19歳。

ベースを抱えて僕の住んでいた
マンションにやってきたのを覚えている。

今はもう45歳だそうだ。
すっかり落ち着いた良いおじさんになっていた。

「田野城さんが横浜に来てると知ったからには
 来ないとまずいと思って来ました。」

彼はあの頃を鮮明に憶えている。

「…神大のジャズ研に行ったら
 すっごい爆音で演奏してたからビックリしました。

 レッスンでは膨大な資料を渡してくれてよく
 チャーリー・パーカーをやれって…必死で練習してました。
 
 お陰様で今、こうして演奏できるようになりました…」

求められれば、何でも教えていた。今もそう。

でももっと早よ言えよ!笑。

いまは会社員をしながら、
市内ライブハウスでホストをしたり
ライブ活動もしているそうだ。

だからバンドメンバーも彼を知っていたという訳だ。
そう彼はベーシスト。

しかしビックリした。
彼の音楽人生に大きな影響を与えていたんだな。
凄いことをしてきたんだなオレ。
 
「もう一度、きちんと習ってみたいです。
 あの頃は宿題をこなすので精一杯だったから」

かつてのホームタウンに戻ってきて、
こうして暖かく迎えてくれる人達がいるのは幸せだ。

ところで余談だが、ライブ当日

ジャズクラブなら普通
サックスはマイクでひろって
ドラムスはそのままなんだけど。

その日は逆でドラムスをマイクでひろって
サックスはそのままだった。

それくらい、強烈に吹くんだなオレ。

それがみんなに伝わるのかな。

次回ライブは5月21日。

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音楽のことで悩んでいる人へ

ホ−ムペ−ジを開設してから、僕のもとに「アメリカに行きたい!」「留学したいのだがどうすれば良いでしょう・・・」「サックスを使って即興演奏をしたい!」など、数多くの熱いメッセージが届けられている。こういった意見が届くたび、かつて僕もあなた達と同じ時期、心に抱き漠然と悩んでいた事を懐かしく思う。

田野城寿男プロフィール

サックス・プレーヤー。1958年生まれ。78年、ボストンのバークリ−音楽大学入学。在学中、ニューヨークでデイブ・リーブマンにサックス、フルート、音楽理論を師事。・・・91年、「25周年記念 スイス・モントルー・ジャズフェスティバル」に出演。この年、特別プロデューサ−として迎えられたクインシー・ジョーンズは、田野城の音楽とオリジナリティを「おまえは誰にも似ていない」という言葉で認め、抜擢した。

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世界共通の言語である音楽は、国や民族、宗教の違い等を超えて、人の心を豊かにしたり、幸福にする力を持っています。だから音楽をする人間は地域や社会に貢献できるし、貢献していくべきなのです。

僕の言葉では、音楽は、人が人を想う「愛」だということになります。

田野城寿男が考える音楽教育

私は小学校から高校に至る迄、大の学校嫌いでした。
登校拒否に無断欠席は当たり前。もちろん、塾なんて行った事がありません。何故かというと、私にはどうしてもわからなかったからです。

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