2014年03月01日
田野城が考える音楽教育2014.3「サックスの音がわからない。」
面白い弟子がいる。
ソプラノサックスを吹く彼は、
どこに属することもなく1人
倍音や意識の問題を追求している。
周りからは変わってみられるそう。
その姿勢を崩さないものだから
音楽教室の先生とも考え方の違いで
トラブルになって、僕のところにやってきた。
音がわからないから宇宙遊泳していたそう。
僕のいうことを1年間続けていたら、
良い音がわかったという。
本能でわかってしまった。
彼いわく、
「上手い人はいっぱいいる。
でも田野城さんの場合は違う。
音がくる。
ソプラノをあんな風に吹く人はいない。
ジョー・アラッドの話でやっとわかりました。
一音、一音、命を削った音なんですね。
デイブ・リーブマンもそうですよね。
普通の人にはわからないかも。」
彼の場合は、ビシビシくるらしい。
ギャーっと。
どうやら僕の音は命を削った音らしい。笑
当たり前のことだね。
それにしても、なかなか
エモーショナルな部分を話す人がいないらしい。
大切な部分はそこなんだけどな。
■■■田野城塾3月開催日 ■■■
○北海道/札幌市内
3月1日(土)~4日(火)
○関東/横浜市&千代田区内
3月5日(水)〜9日(日)
○近畿/大阪&京都市内
3月10日(月)~14日(金)
○東海/名古屋市内
3月15日(土)~17日(月)
○北海道/札幌市内
3月19日(水)~31日(月)
田野城塾では、僕の恩師である
故ジョー・アラッド(米国ジュリアード音楽院名誉教授)
デイブ・リーブマン(IASJ創設者,マンハッタン音楽院教授)
故ジョージ・ラッセル(ニューイングランド音楽院教授)
から受け継いだ魂、心、そして技術も伝えています。
アンブシュア1つとっても全く違いますので、
1つの音を出すだけのクラスも行っています。
バークリーメソッドと比較しながら
リディアンクロマティックコンセプトを
同時に学ぶクラスもあります。
またサックスカルテットやセッションクラスの他に、
各地でTano'sCafeという場をつくり
Tano-ism(タノイズム)を伝えています。
「人は何故、何のために生きるのか」
アーティスト田野城が考える音楽教育。
全く新しい考え方に触れてみませんか?
志があればどなたでもご参加できますので、
お気軽にこちらまでご連絡ください。