2013年12月19日
不安なんてクソッタレ!
サックスカウンセリングでの出来事。
高校生女子。
一緒にサックスを吹いていたら
突然吹くのを辞めて頭を傾けた。
どうしたの?って思わず聞いた。
黙っていたが「いや~難しい」と。
普段すごく上手に吹くのに
どうしてなのか、はじめ理解できなかった。
しばらくして「音がわからない…」とポツリ。
音がわからない?それ、どういうこと?
「絶対音感がある。2歳の頃からピアノを習っていた。」
彼女はこれまで、サックスの楽譜を
ピアノ譜に変換して吹いていたのだった!
これはある意味凄い!
単純に人の倍、頭を回転させて吹いている。
でも彼女のために言った。
今からでも遅くない。
ピアノやフルートを選択したほうが良い、と。
「…それでもサックスが良い」
彼女は首を横に振った。
……よし、わかった!
そこまでいうなら、練習するしかない!
僕の教則本は、全ての練習が12keyでかかれている。
もうこれをするしかない!
頭ではなく身体(筋肉)に覚え込ませるんだ!
そんな彼女に、話題を変えてたずねた。
将来に対する想いを。
「不安」
この言葉が返ってきた。
先をみる能力があるから不安になるんだろう。
そういうものを払拭できるよう
夢と希望を与えるのが
本来、大人達の役目だと思う。
ほんま。