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今は亡き、ジャズサックス巨匠のJoe Hendersonの名曲を演奏していると…

毎月1回、ヤマハ・札幌ミューズクラブで誰でも参加出来る!
オーケストラ
で音楽を楽しんでいる。
メンバーには、僕の弟子で海外留学を希望する高校生もいる。

このTanolabo-Mixのプログラムには、小・中学生の指導を目的
とした、音楽を少し高いレベルで勉強してみようと言う
Special Classがある。

今は亡きジャズテナーサックスの巨匠、Joe Hendersonの名曲『Recorda-Me』のアドリブに挑戦していた時、
突然Bassを担当している高校生のH子さんが、泣き始め、
スタジオを出てしまった…。

彼女は、僕が札幌芸術の森・ジュニア・ジャズ・オーケストラ
音楽監督をしていた時からの教え子だ。

当時、小学生だった彼女の奏でる非常に柔らかいベースラインは、
プロの音楽家から見ても、才能の豊かさが感じられた。

そんな彼女も来春には、高校を卒業。人生の岐路に立たされる。
不安と希望に、心が一杯なのかもしれない。

アドリブ演奏が思う通りにできず人前で泣いてしまった彼女を見た
時に、僕はある意味、嬉しかった。
彼女が音楽と初めて、真正面から向かい合ったのが分かったからだ。

音楽家としての彼女の第一歩が始まったのだと思う。
僕の教え子として、自信と誇りを持って、
音楽にチャレンジしてほしい。

再来年は、アメリカの大学に留学予定の彼女、
素晴らしいアーティストになるまで、精一杯応援しよう。

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コメント (6)

人生の後半で音楽を始め、出来ないことを自分で茶化して笑ってごまかす私です。
対してアメリカ生活を報告してくれた彼女、演奏中に泣いてしまった彼女。
真正面から自分と向き合う純粋な若い人達の姿は、うらやましいほど新鮮で素晴らしいと感じます。
もう私には新しい細胞分裂は望めそうにもありませんが(笑)、せめて若い人達の前で恥ずかしくない大人でありたいと思っています。
なかなかかっこよくはなれませんけどねー。

泣けるって事が羨ましいなって本気で思うこのごろです。
感受性が鈍ってきたのかなぁ・・・?
泣く回数がここ数年一気に減りました。
真剣なのには変わりないのだけれども。。
いい映画でも見なければ☆

kuraさま。
「武士の一分」ご覧ください。
泣けます。

YOSHIEさん
 なにを仰る、十分かっこいいじゃないですか。
 YOSHIEさんのコメントは、僕はもちろん他の皆さんも
 勇気づけてくれていますよ。


kuraさん
 「プライベート・ライアン」「フォレスト・ガンプ」も泣けますよ。
 ちなみに僕は、ロバート・デ・ニーロのファンです。
 そうそう、「蛍の墓」は号泣でした!

今、ビートルズの「LOVE」を聞きながらこのメールを書いてます。先月ラスベガスでシルク・ド・ソレイユの「LOVE」を見た時、最後は「ALL NEED IS LOVE」を人種を超えて大観衆が総立ちで歌いました。勿論私も・・・ジーンときました。
タノラボも本質は同じであると思います。音楽があり、それはコピーでなく自分なりのもの、そして表現したいものがあり、それが組み合わされながら新しい関係が生まれる。それぞれぞれの感じ方、解釈で癒される。これが新しい音楽の形でしょう。
田野城さんは、ジョンレノンのような感性を持った方です。
タノラボから是非海外に飛び立ってほしいと願っております。

Tonyさん
 思っても見なかったコメントにびっくりしました。
 僕にとって、それは勲章です。

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音楽のことで悩んでいる人へ

ホ−ムペ−ジを開設してから、僕のもとに「アメリカに行きたい!」「留学したいのだがどうすれば良いでしょう・・・」「サックスを使って即興演奏をしたい!」など、数多くの熱いメッセージが届けられている。こういった意見が届くたび、かつて僕もあなた達と同じ時期、心に抱き漠然と悩んでいた事を懐かしく思う。

田野城寿男プロフィール

サックス・プレーヤー。1958年生まれ。78年、ボストンのバークリ−音楽大学入学。在学中、ニューヨークでデイブ・リーブマンにサックス、フルート、音楽理論を師事。・・・91年、「25周年記念 スイス・モントルー・ジャズフェスティバル」に出演。この年、特別プロデューサ−として迎えられたクインシー・ジョーンズは、田野城の音楽とオリジナリティを「おまえは誰にも似ていない」という言葉で認め、抜擢した。

Tano-ism(タノイズム)

世界共通の言語である音楽は、国や民族、宗教の違い等を超えて、人の心を豊かにしたり、幸福にする力を持っています。だから音楽をする人間は地域や社会に貢献できるし、貢献していくべきなのです。

僕の言葉では、音楽は、人が人を想う「愛」だということになります。

田野城寿男が考える音楽教育

私は小学校から高校に至る迄、大の学校嫌いでした。
登校拒否に無断欠席は当たり前。もちろん、塾なんて行った事がありません。何故かというと、私にはどうしてもわからなかったからです。

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