2007年11月21日
アートプロデュース論 番外編
ちょっと前に大学の授業の一環として
参加させてもらった
ジャズコンサート……
実行委員長の新田くんから
その時の写真やメッセージが
届きました。
『このたびは授業の集大成である今回の企画に
ご協力いただきありがとうございました。
お客様も200名を越え、結果として大成功となりました。
自分たちでコンサートというイベントを
運営した経験のない学生の集まりで始まり、
実際に実現することができたのは
田野城さんのおかげです。
演奏者の方への対応などで数々の至らない点が
あったこと申し訳けありません。
今回のコンサートはメンバー各々、
いろんな経験をして、お金では手にいれることが
できないものを手に入れることができました。
これからの人生で、今回の経験は絶対に役立つと思います。
今回手に入れた様々なものを胸に、
私たちはこれからもがんばっていきます。』
……なんだか嬉しいですね。
「田野城さんのおかげ」は言い過ぎですが、
経験は知識に勝りますからね。
逆に僕から実行委員の皆さんへのプレゼント。
当日お越し下さったお客様からコンサートの
ご感想を直接いただいておりましたので、
ここにご紹介します。
『昨日、札大での演奏を聞かせていただきました。
学生の企画というので、どんなものかなぁと
足を運びましたが、演奏は体内のすべての細胞を
起動させるものでした。
音楽に全く縁のない者ですが、
ホンモノだけが伝えるであろう感動は確かに
受け止めることができたように思える時間でした。
一言お礼を申したくメールを
お送りさせていただきました。深謝!!!』
……どうですか?
実行委員の皆さんの地道な頑張りが、
こうして音楽に縁のない方にも
確かな「細胞を起動させる」機会を
与えてしまったのですよ。
来場者の人数も大切ですが、やはり一番大事なのは
この方のような体験じゃないでしょうか。
この機会作りが文化芸術の育成だと僕は考えます。
これからも期待していますよ!!
ところで今夜は、恒例のギターデュオライブ。
雪景色の中で演奏します。