2007年03月23日
N.Yツアー結果報告!#2
photo by Sentaro Nagahata
地味だけど、どうしてもN.Yでやりたい事がありました。
manhattan school of music photo by Sentaro Nagahata
それは、偉大な音楽家を産み出している
一流の教育現場…つまり音楽大学を
見学する事でした。
Qs and As session photo by Sentaro Nagahata
その1欠片でもいいから、是非、参加者に
見て体感してもらいたかった。
ハードもさる事ながら、大切なのはソフト面の
プログラミング(カリキュラム・指導内容)の
日米の価値観の違いを感じ取って欲しかった。
今回は、とても幸運な事に
MANNES COLLEGE THE NEW SCHOOL FOR MUSIC
MANHATTAN SCHOOL OF MUSIC
の2校を見学する許可が下りた。
ニュースクールは僕の弟子のトロンボーン奏者のT君の
母校でもある。偶然にも、そのT君がお世話になっていた
あのジョン・コルトレーンのバンドでbassを弾いていた
Reggie Workmanに出会う事も出来た。
この場を借りて、T君へReggieから伝言です。
『元気にしているのでしょうか?
たまには、連絡をしなさい。』
話を戻して、ニュースクールの授業見学は、
バンド編成での作曲クラスだった。
composition class photo by Sentaro Nagahata
講師はバンドをまとめあげる迄、何も言わない。
学生の一人一人に責任を持たせる。
どうしても、難しいと判断した場合のみ
絶妙なタイミングで、学生に指示を出す。
どちらかと言えば、学生が自力で授業を構成している。
全く受け身ではない、実践力を養う授業。
これは、アメリカのどの大学でも当たり前の授業展開なのだが、
日本の授業に置き換えて、今一度考えてみて欲しい。
それでは、本日はこれまで。
コメント (3)
すごく精力的に活動されていたんですね。
私もそういう先生に会っていたら、と思いますが、私はミュージーシャンにはなれませんでしたね。
それより書くことが好きです。
Tanoさんのところから私のホームページに来てくださった方がいて、ライブを楽しみにしています。
ふぁいんさんという方でした。(^^)ではさらなるヌーヨーク報告を愉しみにしています。しゅたっ
投稿者:おぽんち |日時:2007年03月24日 01:23
写真が届いていて良かったです!
学校見学はいろいろ勉強になりました。
ソフトの面もさることながら、学校全体の雰囲気も良いものです「音楽を」というより「芸術を!」と表現したほうが良いのか、正直なところロビーの「立派「さでいえば、日本いや北海道にでもある学校のほうが「立派」なのですが、なんと言うか雰囲気は違いますよね・・・。実際に現地を訪れるとき、映像では伝えきれないものにこの雰囲気があると思います。それは嗅覚であり、触覚であり、味覚。空気と湿度を肌で感じる雰囲気。おそらくどれほど技術が発達してもこれを伝えることは出来ないでしょうし、技術が肌で感じる雰囲気を伝えられたら、人間が生きて動く理由がなくなってしまいます。
勉強になりました。
ありがとうございます
投稿者:SMOKERS |日時:2007年03月24日 11:41
おぽんちさん
いつもありがとうございます。
初心者から楽しめるTanolabo→Mix Tokyo
が開催されましたら、是非、参加お待ちしております!
SMOKERSさん
今回は、撮影・編集お疲れ様でした!
勉強になって、何よりです!
是非この経験を、多くの方に伝えて
下さる事を期待してます☆
投稿者:tanoshiro |日時:2007年04月10日 22:18