世界共通の言語である音楽は、国や民族、宗教の違い等を越えて、人の心を豊かにしたり、幸福にする力を持っています。だから音楽をする人間は地域や社会に貢献できるし、貢献していくべきなのです。僕の言葉では、音楽は、人が人を想う「愛」だということになります。だからこそ、演奏の技術を伝える前に、そうした音楽の持つ意味や、素晴らしさを伝えていきたい。音楽をすることの延長に、自分の生き方、社会との関わり方を考える道を据えてみたいと思っています。

田野城寿男プロフィール


田野城 寿男(たのしろ ひさお)


田野城寿男ポートレート写真

サックス・プレーヤー。1958年生まれ。


78年、ボストンのバークリ−音楽大学入学。在学中、ニューヨークでデイブ・リーブマンにサックス、フルート、音楽理論を師事。同時にニューイングランド音楽院で、ジュリアード、マンハッタン各音校教授でもあるジョ−・アラッドにも師事する。


82年、作曲と編曲が認められ、ジョ−ジ・ラッセルの門下生となり、彼の革新的な理論「リディアン・クロマティック・コンセプト」を学ぶ。


在学中から自己のカルテットを結成し、東海岸を中心に精力的に活動。


87年にはサリナ・ジョーンズの日本ツアーにソロ奏者として参加。


91年、「25周年記念 スイス・モントルー・ジャズフェスティバル」に出演。この年、特別プロデューサ−として迎えられたクインシー・ジョーンズは、田野城の音楽とオリジナリティを「おまえは誰にも似ていない」という言葉で認め抜擢した。


マイルス・デイビス、スティング、レイ・チャールズ等のそうそうたるミュージシャンが演奏する中で、田野城の演奏に対する評価は、多くのマスコミ取材をはじめ、ヨーロッパのいくつかのフェスティバル出演依頼として現れた。


94年、ニューヨークにて、サイラス・チェスナットとレコーディング。


95年、ローレンシャン・ストリングス・カルテット及びニューヨーク・フィルハーモニー・オーケストラのブルース・スタークとレコーディング。


96年、ジム・ベアードプロデュースによるアルバム制作を開始。


音楽界以外とも、97年に写真家アラーキー氏、2000年にニューヨーク在住のイラストレーター黒田征太郎氏とのコラボレーション。


99年、アニメ映画(アメリカTV用)「イメル」の音楽制作。


01年、山本寛斎プロデュース「ファッション元気主義 in Sapporo」の音楽監督。


04年、アースデイ東京で書道家 武田双雲氏とのコラボレーション、フジロックフェスティバル出演等、幅広く活動している。



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