2019年10月12日
【公演情報:11/15(金) Zero Gravity 札幌 at EL MANGO】
「Zero Gravityって何?」
今更ですが、改めてそんな疑問を田野城に投げかけてみました
すると次のようなお返事をいただきました
++++++
『現場のミュージシャンは
何らかの制約した中で音楽を創っている
それが悪いと言ってる訳ではなくて
「自由に演奏する」
言い換えれば
ミュージシャンは皆んなそれぞれ
いろんな拘(こだわ)りがあるはずなんだ
その自分の拘りを
“100%発揮できること”
が一番いいんじゃないかと僕は思っている
そうすると
時にバランスが合わなかったりする
それぞれの拘りがあるから
それをどうやって一つのものに
まとめていくかの楽しみがあるわけ
そんなことしたらバランスが悪い
と思うかもしれないけれど
これが妙にまとまったりする
例えれば
アンパン
ジャムパン
クリームパン
そこに
抹茶なんかが入るような
例えが面白くないかな?
要は
ミュージシャンそれぞれにこだわり(食材)があって
違ったもの同士が集まって
それらがミクスチュアされることによって
全く別のもの(料理)になる
それが僕は面白いと思っている
時にそれが食べれないかもしれない(苦笑)
でも食べれなくたっていいんだよ
それがまた僕は面白いなんじゃないかと思っている
これを怖がることなく
とにかく続けていくと
必ず何か違った世界が見つかる
自分の持っている力を(こだわり)
いかに調和(調整)していくか
皆んなで創り上げていくか…』
++++++
田野城の話を聞いていていると
彼の試みは
これからの地域創りの
ヒントとなるんじゃないかと
感じてしまいました
自分を殺して(空気を読んで)
相手に合わせるのではなく
それぞれ違った個性がある
ということを前提に
ありのまま
最大限
自分たちの能力を発揮する(できる)
それを互いに認め合い
調和していくよう調整していく
すると
全く新しいもの(システム)が創造される…
そんな社会に住んでみたいなぁ
と呟いてみると
田野城は
++++++
『ということは逆に言えば
一人ひとりの責任がとても重くなってくる
ということなんだ
◯◯らしくしよう…とかじゃダメなんだ
合わせようとするのではなくて
産み出そうとするのだから
創造性の高い能力が必要になってくる
そういうことをみんなで勉強するのは
とても大切なことだと僕は思う』
++++++
…こんな田野城の想いから産まれた
“Zero Gravity”
ただ今、全国にて展開中です♪
そして
その想いに賛同してくれた
ミュージシャンとの
実験的要素満載のライブが
今回、札幌で行われます
札幌ライブは年内最後になります
札幌の濃いメンバーが集まってますので
どんな料理に仕上がるのか
とっても楽しみです!
皆さま、どうぞ召し上がりに来てくださいね♪
日時:2019年11月15日(金)
18:30開場 19:30 開演
料金:予約¥3,000- 当日¥3,500
会場:EL MANGO(札幌市中央区南7条西3丁目)
予約:011-512-0195