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【転載 『楽譜のいらない音楽授業』_ 第17回 ♪音の華_ vol.3♪ (最終話)】

肺炎でドクターストップを受けた田野城は
ニューヨークレコーディングを中断し、
音楽業界から暫く退いていた時期があります。

その間、自身の経験から強く音楽教育に関心を持ち、
さまざまな垣根のない教育実践を行ってきました。

その活動が10年目に入った頃、和多田 進さんから
お声をかけていただき、和多田さん編集長の地域ポータルサイト
『北海道人』にて初めてのメルマガ連載を担当させていただきました。(2007年3月)

「好きなことを自由に語っていい」ということで始まった
『 田野城寿男の「楽譜のいらない音楽授業」 』

演奏家に本格復帰を決意するまでの約1年6ヶ月続いた記事の中から
スタッフが選んだいくつかを皆さんとシェアしたいと思います。

型破りで破天荒な田野城の半生や、考え方が
読者の皆さんの清涼剤になれば幸いです。

では、音の華_ vol.3(最終話) をどうぞ。

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【 ♪音の華 ♪ vol.3 (最終話) 】

初めてゴッホの『星月夜』を観にニューヨーク近代美術館を訪れたときは、

キャンバスに描かれた彼の想いや力強いタッチの波動が、
不用意だった私の心に突き刺さり、
思わず吐き気をもよおしたほどです。

おかげでいまだに直視するのが大変苦手な作品の一つです。


また、私は大のエジプトファンなので、
美術館で綺麗な壁画や石棺をみつけると大喜びしてしまいます。

その場に座り込んではエネルギーをチャージしています。


絵画や彫刻をはじめとする芸術作品は、
創作者の寿命に関係なく、
まるで生命が吹き込まれているかのように
時間を超えて光り輝き続けます。

その点、音楽は違うと感じます。

音楽は、

演奏できる空間の中に演奏者がいて、
バイオリンやサックスといった楽器に魂を吹き込み、

それが振動となって空気中を伝わり、
鑑賞者の心や体に触れたとき、

初めて音の華を咲かせることができるのです。

 ー 音の華 終わり ー

(スタッフより)

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音楽のことで悩んでいる人へ

ホ−ムペ−ジを開設してから、僕のもとに「アメリカに行きたい!」「留学したいのだがどうすれば良いでしょう・・・」「サックスを使って即興演奏をしたい!」など、数多くの熱いメッセージが届けられている。こういった意見が届くたび、かつて僕もあなた達と同じ時期、心に抱き漠然と悩んでいた事を懐かしく思う。

田野城寿男プロフィール

サックス・プレーヤー。1958年生まれ。78年、ボストンのバークリ−音楽大学入学。在学中、ニューヨークでデイブ・リーブマンにサックス、フルート、音楽理論を師事。・・・91年、「25周年記念 スイス・モントルー・ジャズフェスティバル」に出演。この年、特別プロデューサ−として迎えられたクインシー・ジョーンズは、田野城の音楽とオリジナリティを「おまえは誰にも似ていない」という言葉で認め、抜擢した。

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世界共通の言語である音楽は、国や民族、宗教の違い等を超えて、人の心を豊かにしたり、幸福にする力を持っています。だから音楽をする人間は地域や社会に貢献できるし、貢献していくべきなのです。

僕の言葉では、音楽は、人が人を想う「愛」だということになります。

田野城寿男が考える音楽教育

私は小学校から高校に至る迄、大の学校嫌いでした。
登校拒否に無断欠席は当たり前。もちろん、塾なんて行った事がありません。何故かというと、私にはどうしてもわからなかったからです。

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