2016年05月04日
真夜中のひとり言 ~ - Boney James - 洗練された都会派サックス〜
僕がまだ30代の頃、
仕事でロスアンゼルスに滞在していたときでした。
彼に連絡をとってみると、なんと
ホテルの部屋まで楽器を持って
遊びに来てくれたのにはビックリ!
ちなみに当時彼は
キングのサックスを使用。
現在はアメリカンセルマーの
ビンテージを吹いています。
第一印象は優しいお兄さん、と言う感じでした。
その頃彼は
ボビーコードウェルのバンドを脱退し、
自費でアルバムを作り、売り込み活動をしていました。
「シカゴのラジオ局から
少しずつブレイクしはじめてきた…」
と嬉しそうに彼が語っていたのを覚えています。
さて話は少し変わり、
日本でスムースジャズと呼ばれる
ジャンルは新しいジャズのスタイル
だと思われがちですが、
実はそうではなく
R&Bからダイレクトに派生した
音楽スタイルであると言うのが正解です。
別な言い方をすれば
モータウンレーベル系の流れの
延長に誕生したのがスムースジャズです。
ジャズのスイングやビバップ等の
流れや影響はほとんど受けていないのが特徴。
ですからメロディラインや歌い方もかなり違います。
似て非なりなわけですね。
以前僕がDJをしていたラジオ番組で彼に
「電話インタビューをしませんか⁈ 」
とメールをしたことがありましたが…
もちろん返事はイエス♪
今では押しも押されもしない
スムースジャズシーンを代表とするサックス奏者に♬
あのときはまだ僕の持っている
ヤナギサワシルバーソニックサックスに
興味津々だったな〜♬(^ ^)
(スタッフ転載)