2013年04月26日
田野城が考える音楽教育2013.5「音は1つ1つ独立しなければいけない」
まず1つ1つの音が確実に成長しきって
自立して独立しなくてはならない。
その完成した音と音が交わる時に素晴らしい和音が生まれる。
そうでない限り、いくら音を並べても意味のない
音の羅列にしかならないのだ。
サックスに限って言えば、音程など1つもない。
ピアノとは違う。
では、どうして音程を決定するのか…?
よくチューナーで合わせればいいと言われる。
確かに。
しかしチューナーに合わせるということは、
自分の身体を通して音の響きを感じていることにはならない。
かつてジョー・アラッドも、デイブ・リーブマンも
「ヒサオ、良く聴け!」と言った。
チューナーを許さなかったのは、
心で感じろ!と言いたかったのだろう。
そこには平均律だけで語れるものではない世界がある。
大切なことは、自分の身体を通して、
宇宙と共存共栄して響いていくこと。
それが音楽というものではないか。
■■■田野城塾5月開催日 ■■■
■北海道 / 札幌市内
4月29日(月)~5月9日(木)
■東海 / 名古屋市内
5月10日(金)~13日(月)
■近畿 / 大阪&京都市内
5月14日(火)~17日(金)
■中国 / 岡山&福山市内
5月18日(土)~19日(日)
田野城塾は、僕の恩師である
故ジョー・アラッド(米国ジュリアード音楽院名誉教授)
デイブ・リーブマン(IASJ創設者,マンハッタン音楽院教授)
故ジョージ・ラッセル(ニューイングランド音楽院教授)
から受け継いだ魂、心、そして技術も伝えています。
アンブシュア1つとっても全く違いますので、
1つの音を追求するクラスもあります。
バークリーメソッドと比較しながら
リディアンクロマティックコンセプトを
同時に学ぶクラスもあります。
またサックスカルテットやセッションクラスの他に、
各地でTano'sCafeという語り場をつくり
Tano-ism(タノイズム)を伝えています。
「人は何故、何のために生きるのか」
アーティスト田野城が考える音楽教育。
全く新しい考え方に触れてみませんか?
志があればどなたでもご参加ください。
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