2012年06月06日
アーティストが考える音楽教育2012.6「音楽にはよきリスナーが必要だ」
ライブの前日、
教育プログラムの制作の話を聞いてほしいと
目黒まで出かけた。
久しぶりにジャーナリストの和多田進さんに会った。
内容が明らかにされてない
中国人リーさんの逮捕話がでてきて、
非常に興味を持った。
また、僕がこれまで教育関係に携わってきた経験を
いろいろと専門家達と話し合ったりした。
たとえば僕は、
音楽監督として、
北海道帯広や札幌、東京丸の内で社会人オーケストラや、
立ち上げたばかりで暗中模索していた
札幌のジュニアジャズオーケストラで4年間務めたり、
帯広南商業高校の吹奏楽部や
サウンドアート専門学校の学園長など
思えば随分長い間、子供から大人まで
教育関係に携わってきた。
はっきり言って僕は…
その分野が得意だ。
またFMラジオノースウェーブ(北海道)では
生徒役に女性DJを、そして僕が教授に扮して
紹介する楽曲の時代背景や価値観などを
噛み砕いて解説し、
リスナーにより深く考えてもらおうと
「モダン・アート・ミュージアム」
という哲学番組を制作もした。
ジャズも今では、日本でも盛んで喜ばしいことだ。
週末に楽器を持って演奏するのもいい。
たださらに豊かな成熟したものを求めるなら、
音楽にとっては、良きリスナーが必要だ。
子供から大人まで楽器を持って楽しむのは結構だが、
自己満足の域から出ていないのではないか。
つまり自分の関心あるものだけで、
興味のないものには一切振り向かない。
それは本当の意味で、
音楽を楽しんでいるとは言えない。
未知の分野には、
さらに自分がひらく何かが隠れていたりする。
それを発見する喜びが人生を豊かにする。
つまらない先入観や偏見は取り払った方がよい。
自分の殻を破ることが素晴らしいのだ。
それが生きている証だ。
中国大使館の方らが食事するなかでの会食は面白かった。
■■■田野城塾6月開催日 ■■■
■北海道
日 時:6月5日(火)~14日(木)
場 所:札幌市内
■関西(滋賀,京都,大阪,兵庫,和歌山,奈良 他)
日 時:6月15日(金)~19日(火)
場 所:大阪 or 京都市内
■中国(広島,岡山,島根 他)
日 時:6月17日(日)
場 所:福山 or 広島市内
■中部(愛知,岐阜,三重 他)
日 時:6月20日(水)~24日(日)
場 所:名古屋市内
■関東(東京,千葉,神奈川,埼玉 他)
日 時:6月25日(月)~7月1日(日)
場 所:東京 千代田区内
田野城塾では、僕の恩師である
故ジョー・アラッド(米国ジュリアード音楽院名誉教授)
デイブ・リーブマン(IASJ創設者,マンハッタン音楽院教授)
故ジョージ・ラッセル(ニューイングランド音楽院教授)
から受け継いだ魂、心、そして技術を伝えています。
アンブシュア1つとっても全く違います。
だから1つの音を追求するクラスもあります。
アーティストが考える音楽教育。
全く新しい考え方に触れてみませんか?
志があればどなたでもご参加ください。
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