2011年11月11日
サクソフォンカルテットの冒険 関西編
※左から 田野城、小林、高橋、松並
ジャズバンドには大きく2種類に分けられる
演奏スタイルがあります。
1つ目はコンボと呼ばれる
少人数で構成される編成。
もう1つは多くの管楽器奏者が参加する
ビックバンドと呼ばれる編成。
僕は大学時代にはこのようなスタイルの
バンドの授業を数多く受けてきました。
しかし、少しばかり異色なスタイルも経験します。
※元宝塚ジェンヌ 絵莉千晶さんと
それが、サクソフォンカルテット。
文字通り、4人のサックス奏者だけの編成です。
ソプラノ、アルト、テナー、バリトンサックス
のみで構成されたサックスカルテットは、
クラシックの世界では馴染みがありますが、
ジャズを専門とする大学では、
かなりめずらしかった。
いつもとは違う雰囲気で、
とても楽しい時間を過ごしたものです。
たった4人でメロディやハーモニー、ベースラインからリズムまで
小さなオーケストラ編成の音楽をつくり出す。
だから1人1人のウェイトがとても重いのです。
ビックバンドのサックスセクションと比べても、
数段こちらの方が難度が高くて面白い!
このテイストを日本でもやりたくて
関西の田野城塾生に声をかけたところ、
快く賛同してくれて、
音楽大学OB生たちが参加の、
ジャズサクソフォンカルテットが結成されました。
クラシックを専門とする彼らにとっては
いつもと違うリズムに戸惑いながらも、
1年間練習を積み重ね、
先月遂に、ライブまでこぎつける事が出来ました♪
おめでとう!
派手な演奏を取り入れながら、
メンバーも楽しめたようです。
第2弾もやりますよ!
クラシックとは、ひと味もふた味も違う
ジャズサクソフォンカルテット!
この醍醐味を日本各地の皆さんにも
是非味わって欲しいと考えています。
ご興味ある方は、連絡ください。
一緒に演奏しましょう。
余談になるけれど、
学生の時ニューヨークのソーホーにあった
ヴィレッジ・ゲートで
ワールドサクソフォンカルテット
をたまたま観に行った。
その爆発的なエネルギーに驚いた。