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音色の平均化について

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クラシックサックスをしていた子が
僕のサックスレッスンを受けにやってきた。

この子は中学生からサックスを始めたそうだから
足掛け10年続けてきたことになる。

テレビでアメリカボストンの学生達の
映像を見て、バークリー音楽院留学も
考えはじめたそうだ。

クラシックからジャズまでなら
アメリカボストンに
ニューイングランド音楽院という
素晴らしい音楽大学があるのだが、

いまいち、日本人には知られていないのが残念。

ジャズを演奏してみたいなぁ
とホームページを検索していたら…

僕のサイトを見つけてくれたそう。

ジャズの事については、
大学の先生には誰にも相談できなかったと。

そりゃそうだろうね。

クラシック系の音大生によくありがちな
楽器のセッティングでやってきた。

ありがちな定番のマウスピースをつけて。

そういう訳で、レッスンを始めたのだけれど、

アンブシュア奏法が真逆だった。

ほんの2時間のレッスンだったけれど、
明らかに音色が変わった。

その人その人のカラーを出すよう導くのが
大学の役目だと僕は思っている。

平均化してしまった音になっている
子達を見ると、可哀想になる。
その子の人格が無視されている。

あぁーやだやだ。

別に僕にとっては普通なんだけれど、
僕のサックスの音にぶったまげていたね。

田野城塾生としてこれからの成長が楽しみだ。

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ホ−ムペ−ジを開設してから、僕のもとに「アメリカに行きたい!」「留学したいのだがどうすれば良いでしょう・・・」「サックスを使って即興演奏をしたい!」など、数多くの熱いメッセージが届けられている。こういった意見が届くたび、かつて僕もあなた達と同じ時期、心に抱き漠然と悩んでいた事を懐かしく思う。

田野城寿男プロフィール

サックス・プレーヤー。1958年生まれ。78年、ボストンのバークリ−音楽大学入学。在学中、ニューヨークでデイブ・リーブマンにサックス、フルート、音楽理論を師事。・・・91年、「25周年記念 スイス・モントルー・ジャズフェスティバル」に出演。この年、特別プロデューサ−として迎えられたクインシー・ジョーンズは、田野城の音楽とオリジナリティを「おまえは誰にも似ていない」という言葉で認め、抜擢した。

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世界共通の言語である音楽は、国や民族、宗教の違い等を超えて、人の心を豊かにしたり、幸福にする力を持っています。だから音楽をする人間は地域や社会に貢献できるし、貢献していくべきなのです。

僕の言葉では、音楽は、人が人を想う「愛」だということになります。

田野城寿男が考える音楽教育

私は小学校から高校に至る迄、大の学校嫌いでした。
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