2009年10月04日
継承する志 ー伝統と美の技展ー
高校生のときでした。
学校が大嫌いだった僕は学校をサボッては
一人で大阪難波のジャズ喫茶に入り浸っていたものです。
大きなスピーカーから大音量で流れてくる異国の音楽、
ジャズは僕にとって、とても新鮮であり、
まだ知らぬ未知の国、アメリカを感じさせてくれました。
ジャズが誕生するまで、
とても悲しく、
またたくましい
歴史があります。
僕は高校を卒業すると
運良くボストンに留学します。
バークリー音楽大学で…
ジャズを肌で感じるチャンスをえました。
当時ジャズは人種を超えて庶民の楽しみでもありましたが
一方では学問にまで成長していました。
それはもはや黒人の文化というのではなく
アメリカの文化財産に育てられていたとも言えます。
僕は自分の師匠から、
ジャズをツールにして哲学を学びます。
着物や帯に慣れ親しんでいる者ではないのですが、
音楽同様、そこには脈々と流れてきた熱い血潮を感じました。
本日が最終日です。
お時間のあるかたは、是非足を運んでみて下さい。
日本人として日本文化の
大切な心を見つけられるかもしれません。
場 所:アトリエテンマ
札幌市中央区北7条西19丁目momijiビル
時 間:10:00〜18:00
入場料:無 料
問合せ:011−222−8888(担当:小松)