2009年07月12日
音楽価値観の悩み
昨日は久し振りに札幌市内で
サクスフォンカルテットの
クラスを行いました。
現在札幌では、カルテットのクラスを
僕は2つ行っています。
この2つのクラスは
吹奏楽団出身の方を中心に
主にジャズの曲にチャレンジしています。
昨日はメンバーの1人が…
「You Tubeでニューヨークのカルテットを
あちこち検索してみると、
クラシックのトッカータを演奏していると思ったら
次の瞬間にジャズのスィングの演奏をしているんです。
どうしてこんなに変幻自在に演奏できるのだろう?
しかも本格的に。
あちらの方は、音楽の垣根がないですよね。
日本だったらジャズっぽくなるので精一杯なのに…。
田野城さん、どうしたらいいのだろう?」と。
僕はにたーっと笑って、
「マウスピースのくわえ方、いわゆるアンブシャー奏法、
楽譜の読み方そしてサックスの持ち方、呼吸方法など
実は全く違うんですよ」と。
僕の生徒たちは、そうして
吹奏楽で習得した過去の奏法を変えて
僕が指導する全く違うアンブシャーや呼吸方法
を身につけていきます。
そうなんです。
日本の吹奏楽団にはよくある話しなんです。
日本国中あちこちに出向いてレッスンを行いますが、
これらの事って、意外と知られていないんです。
『クラシックの演奏家がジャズを演奏したり、
ジャズの演奏家がクラシックを演奏する』
音楽に垣根はないのです。
音楽というものは凄くこわいもので、
一番最初に誰から習ったかで
大きく左右されると思います。
そのお手伝いをもっともっと、
日本国中でしていけたらいいなぁ〜♪
コメント (2)
今後とも、ご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。
m( _ _ )m
投稿者:redstone |日時:2009年07月12日 18:57
今まで知らなかった世界…
一緒に楽しみましょう♪
投稿者:tanoshiro |日時:2009年07月14日 12:19