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音楽価値観の悩み

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昨日は久し振りに札幌市内で
サクスフォンカルテットの
クラスを行いました。

現在札幌では、カルテットのクラスを
僕は2つ行っています。

この2つのクラスは
吹奏楽団出身の方を中心に
主にジャズの曲にチャレンジしています。

昨日はメンバーの1人が…

「You Tubeでニューヨークのカルテットを
 あちこち検索してみると、
 クラシックのトッカータを演奏していると思ったら
 次の瞬間にジャズのスィングの演奏をしているんです。

 どうしてこんなに変幻自在に演奏できるのだろう?
 しかも本格的に。

 あちらの方は、音楽の垣根がないですよね。
 日本だったらジャズっぽくなるので精一杯なのに…。
 田野城さん、どうしたらいいのだろう?」と。

僕はにたーっと笑って、

「マウスピースのくわえ方、いわゆるアンブシャー奏法、
 楽譜の読み方そしてサックスの持ち方、呼吸方法など
 実は全く違うんですよ」と。

僕の生徒たちは、そうして
吹奏楽で習得した過去の奏法を変えて
僕が指導する全く違うアンブシャーや呼吸方法
を身につけていきます。

そうなんです。

日本の吹奏楽団にはよくある話しなんです。

日本国中あちこちに出向いてレッスンを行いますが、
これらの事って、意外と知られていないんです。

『クラシックの演奏家がジャズを演奏したり、
 ジャズの演奏家がクラシックを演奏する』

音楽に垣根はないのです。

音楽というものは凄くこわいもので、
一番最初に誰から習ったかで
大きく左右されると思います。

そのお手伝いをもっともっと、
日本国中でしていけたらいいなぁ〜♪

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今後とも、ご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。
m( _ _ )m

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一緒に楽しみましょう♪

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音楽のことで悩んでいる人へ

ホ−ムペ−ジを開設してから、僕のもとに「アメリカに行きたい!」「留学したいのだがどうすれば良いでしょう・・・」「サックスを使って即興演奏をしたい!」など、数多くの熱いメッセージが届けられている。こういった意見が届くたび、かつて僕もあなた達と同じ時期、心に抱き漠然と悩んでいた事を懐かしく思う。

田野城寿男プロフィール

サックス・プレーヤー。1958年生まれ。78年、ボストンのバークリ−音楽大学入学。在学中、ニューヨークでデイブ・リーブマンにサックス、フルート、音楽理論を師事。・・・91年、「25周年記念 スイス・モントルー・ジャズフェスティバル」に出演。この年、特別プロデューサ−として迎えられたクインシー・ジョーンズは、田野城の音楽とオリジナリティを「おまえは誰にも似ていない」という言葉で認め、抜擢した。

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世界共通の言語である音楽は、国や民族、宗教の違い等を超えて、人の心を豊かにしたり、幸福にする力を持っています。だから音楽をする人間は地域や社会に貢献できるし、貢献していくべきなのです。

僕の言葉では、音楽は、人が人を想う「愛」だということになります。

田野城寿男が考える音楽教育

私は小学校から高校に至る迄、大の学校嫌いでした。
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