2008年08月03日
日本と戦った日系人
1945年8月6日広島、8月9日長崎に
原子爆弾が投下され、その後
太平洋戦争に終止符が打たれました。
『日本と戦った日系人』というタイトルの
興味深いテレビ番組を見ました。
マッカーサー最高司令官率いるGHQで働いた
日系2世でMIS語学学校出身の退役軍人にスポットをあて
当時アメリカが隠してきた太平洋戦争の秘密を解き明かし、
また二国間に挟まれた苦悩を語っていくものでした。
僕の小学校時代、大好きな遊び場の一つだったのが
原爆ドームのある平和記念公園でした。
学校にも通わず…
原爆ドームの横の川でよく魚釣りをしたものです。
干潮になると淡水魚が釣れ、満潮時は海水魚が釣れる。
幼かった僕に生きている地球…を教えてくれた
大切な先生でした。
そして約10年後、アメリカに留学します。
たしか渡米をした年の感謝祭でした。
ボストンから一人、フィラデルフィアへ向かいます。
大学が休みになり寮もクローズされ
行くあてに困っていた僕を
知り合いの日系人が自宅に招いてくれたのです。
そこで僕は、日本で一度も聞かされてこなかった事実、
多くの日系人がアメリカ軍として戦ったということを知りました。
凄いショックに見舞われたのを
今でもはっきり覚えています。
第二次大戦、日系人約15000人が
アメリカ軍人として亡くなっています。
戦争は愚かなものです。
二度と同じあやまちを犯さないためにも、
日本に住んでいるだれもが成人になる前、
どこよりも必ず訪れて欲しい場所があります!
それは広島平和記念資料館です。
いったい何が起きたのか
自分の目で確かめてみて下さい。
きっと人生のプラスになると思います。