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文化財産としてのサックスとは♪

ジャズサックス奏者にとって憧れの的は
ビンテージと呼ばれる楽器です。

キングやコーンはもちろんだが
アメリカンセルマーのマークVI及び
バランスダクションは
今なお世界中で絶大な人気があります。

何故そんなに人気があるのか?

ビンテージならではの音の深みと音色が
現行品(新品)と比べるとまるでレベルが違う。

熟成したまろやかさ…この表現が一番だと思う。


日本の小売店に行くとビンテージはもちろん
現行品でも高い楽器をすすめられる。

しかしアメリカでは違います。


ジャズはアメリカを代表とする芸術の一つです。
その為、文化財産として価値が高いビンテージ。

中でもアメリカンセルマーなど本当に良い楽器は
店頭にデイスプレイされていないのです。

では、どこにあるのか?

実は奥の倉庫に隠してあります。

ようするにお店側がお客様(演奏者)を選ぶのです。

と言う事は、お金があっても売ってくれないのが
アメリカの小売店な訳です。


思えば僕がニューヨークで信用出来る名器マークVIを
手に入れるチャンスをくれたのが
ニューヨークで活動していたサックス奏者のマーク・ガッツ。

マンハッタン音楽院を卒業したエリートだった。

当時彼はスタジオミュージシャンであり、
ビリー・ジョエルやグロリア・エステファンなど
ビッグネームでサックスを演奏していた。

その後、父親の様態が悪くなり、やむなくリタイヤ。
地元ロングアイランドにもどり実家の楽器店をついでいる。

あれから随分月日もたった。

…元気にしているのだろうか?


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ホ−ムペ−ジを開設してから、僕のもとに「アメリカに行きたい!」「留学したいのだがどうすれば良いでしょう・・・」「サックスを使って即興演奏をしたい!」など、数多くの熱いメッセージが届けられている。こういった意見が届くたび、かつて僕もあなた達と同じ時期、心に抱き漠然と悩んでいた事を懐かしく思う。

田野城寿男プロフィール

サックス・プレーヤー。1958年生まれ。78年、ボストンのバークリ−音楽大学入学。在学中、ニューヨークでデイブ・リーブマンにサックス、フルート、音楽理論を師事。・・・91年、「25周年記念 スイス・モントルー・ジャズフェスティバル」に出演。この年、特別プロデューサ−として迎えられたクインシー・ジョーンズは、田野城の音楽とオリジナリティを「おまえは誰にも似ていない」という言葉で認め、抜擢した。

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田野城寿男が考える音楽教育

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