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キーボーディスト 友成好宏

僕の記憶によると友成君との出会いは丁度、
ブラックコンテンポラリーミュージック
の演奏をしはじめた頃。(約15年前)

キーボーディストを探していた僕に長島君が
「もの凄い、不良なサウンドを産み出すプレーヤーがいます」
と紹介してくれた。

最初のライブは……横浜だったと思う。
リハの時、もの凄く線の太いシンセの音色で
ガーンと演奏してくれた。

多彩な音を自由にコントロールしていた。
瞬時にチェンジしながら、彼の持ち味が
フルに演奏に表現されていた。

「ブラックからロック系までこなし
もの凄くカッコいい!」と長島君が
太鼓判を捺したのも頷けた。

当時の彼は、既に角松敏生バンドに在籍していた。
角松バンドには、実力派のスタジオミュージシャンが
在籍している事で有名だった。

彼とのエピソードで印象深い1つに、
真夜中のT女子医大の救急病棟の真っ暗な廊下ですれ違った事。
ライブハウスで会うなら分かるのだけれど……。
あの真っ暗な廊下で出会った時の驚きは、忘れられない。

確か2年前に一緒に演奏した時の事だったかな。
お互いに楽譜が読めなくなって来て(いわゆる老眼…)
出会った当時は「不良」だったけれど、
今は「ちょい悪オヤヂ」かな?

とは言え、キーボーディストとしての彼の実力は、
彼のキャリアからも証明できるように、
日本の音楽業界ではAクラスと言えるだろう。

また彼は楽譜通りではなく、その時の全体像を的確に掴んで、
インスピレーションでどんどん演奏スタイルをチェンジする。
しかも僕がもの凄く演奏しやすいようにバッキングしてくれる。
これには僕も“流石だな〜”と感じている。

6月21日の演奏では、そんな熟練した彼のパフォーマンスを
存分にご覧いただける事と思います。お楽しみに!

次回は、ドラマーの新井田君を紹介します。

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コメント (1)

そんな素敵な演奏を是非是非聴きたいです!!
21日は何時からですか☆?

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ホ−ムペ−ジを開設してから、僕のもとに「アメリカに行きたい!」「留学したいのだがどうすれば良いでしょう・・・」「サックスを使って即興演奏をしたい!」など、数多くの熱いメッセージが届けられている。こういった意見が届くたび、かつて僕もあなた達と同じ時期、心に抱き漠然と悩んでいた事を懐かしく思う。

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サックス・プレーヤー。1958年生まれ。78年、ボストンのバークリ−音楽大学入学。在学中、ニューヨークでデイブ・リーブマンにサックス、フルート、音楽理論を師事。・・・91年、「25周年記念 スイス・モントルー・ジャズフェスティバル」に出演。この年、特別プロデューサ−として迎えられたクインシー・ジョーンズは、田野城の音楽とオリジナリティを「おまえは誰にも似ていない」という言葉で認め、抜擢した。

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