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Michael Brecker・・・安らかに。

昨日マイケル・ブレッカーが亡くなりました。
最近ではボブ・バーグも他界してしまい、
ジョー・アラッドファミリーから偉大な芸術家が
また消えてしまった…。

マイケルは高校時代、ジョン・コルトレーンに憧れ
アルトサックスからテナーサックスへ転向。
これまで11回のグラミー賞を獲得しています。

これまで、『Best Jazz Instrumental Performance』
『Best Jazz Instrumental Solo』を受賞してしています。
これはジャズ界において最高のアーテイストの証です。

しかし白血病で苦しんでいた彼にっとっては
それらの名誉より、家族が一番大切だったと私は感じます。

私がボストンの学生時代、大好きだったテレビ番組
サタデイナイトライブの看板俳優ジョン・ベルーシが
亡くなったのを知ったのは、当時プルーデンシャルセンター
の中にあったスターマーケットで買い物をしていた時でした。

同じ頃、ハーバードスクエアにあった日本食レストランの
厨房のラジオから、ビートルズのジョン・レノンが
ダコタ・ハウスの前で撃たれた事を知りました。

そして私の師匠ジョー・アラッドが亡くなったのを聞かされたのは、
ロード・アイランドにあるシュガールの工房…。

ケニー・カークランド、マイルス・デイビスの死は
彼らと同様のジャズジャイアンツ達の死とは格段と違う、
リアリティがあった。

しかし、マイケルの死は、それをも凌ぐ、現実を思い知らされた。

私が学生時代にボストンで観た、
葉巻を持って演奏しているマイケルの強烈な姿、
ビレッジのライブハウスで自分探しをしていた頃の苦悩のサウンド、
東京の楽器店で練習していた彼の突き抜けたサックスの音色が
今、私の記憶に蘇る。

安らかに…、マイケル。

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コメント (6)

今朝、新聞で知りました。白血病だとは知りませんでした・・・。
まだまだ、これから伝説になっていくアーティストだと思っていたのに誠に残念です。僕が学生の頃、ステップス・アヘッドで出てきて以来の、ジャズサックスの中心人物でした。
田野城さん、よかったらマイケルの話、またしてくださいね。
合掌。

 とあるミュージシャンのファンサイトで知りました。お互いにレコーディング参加していたことは良く知られています。マイケル・ブレッカーがジョー・アラッドファミリーであったことは、田野城さんの番組で始めて知りました。

 あの世が存在するとしたなら....。
ご冥福を祈ります。

FKingさん
ステップス・アヘッド、懐かしいです。
チック・コリアのマイケルも凄いですよ☆
是非マイケル談義しましょう!

肉じゃがさん
素晴らしきアーテイストの裏には素晴らしき先生ありです!
一人では世界最高峰に登頂できないんですね。

mixiで亡くなった事は知ったんですが、ショックでした。今だに信じられません。マイケル・ブレッカーについてはあまり詳しくないですが、ただ彼の音が好きでした。彼の音楽がもう聴けないと思うと寂しいですね。早すぎです。
また一人の偉大なアーティストが亡くなってしまいましたが、これを継ぐ次世代の素晴らしいアーティストが生まれて来ると思います。
安らかに・・・ご冥福をお祈りします。

マイケル・ブレッカーの訃報は知人からのメールで知りました。このブログで田野城さんと同門と知ればますます親しみも湧くというのに、いまや亡き人となったことが残念でならないです。彼のアルバムを追いかけて聴いたわけではないけども、かっこよくバリバリと吹きまくるイメージがあって、その理由を探ってみれば、彼のライヴを観たことにありました。81年のライヴ・アンダー・ザ・スカイで、メンバーはチック・コリア、エディー・ゴメス、ロイ・ヘインズ、そしてマイケル・ブレッカー。 ちょうどチック・コリアの『スリー・クァルテッツ』が出た頃かと思います。
先日、札幌のジャズ喫茶JAMAICAで、マスターがマイケルを偲んで“NEARNESS OF YOU - THE BALLAD BOOK”をかけてくれました。マイケルのリーダー・アルバムは持っていないと思っていたのに、実はこのアルバムは持っていて、ずいぶんと聴き込んだのを思い出しました。パット・メセニー作曲の‘SOMETIMES I SEE’などを今になって聴いてみると、どこか悲しげで、レクイエムのような印象を受けます。心からマイケルの冥福を祈りたいと思います。

hidakaさん いつ倒れても悔いの残らないような
      情熱ある人生を歩んで行きましょう!


Lucaさん 今は亡き、恩師や仲間たちの志を胸に
      歩んでゆきたいと思います。

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サックス・プレーヤー。1958年生まれ。78年、ボストンのバークリ−音楽大学入学。在学中、ニューヨークでデイブ・リーブマンにサックス、フルート、音楽理論を師事。・・・91年、「25周年記念 スイス・モントルー・ジャズフェスティバル」に出演。この年、特別プロデューサ−として迎えられたクインシー・ジョーンズは、田野城の音楽とオリジナリティを「おまえは誰にも似ていない」という言葉で認め、抜擢した。

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