2006年12月10日
帯広南商業高校吹奏楽団の音楽指導
音楽監督をしてもう3年が過ぎたかな。
僕は指揮棒を振る器じゃないけど・・・
思えば帯広市から僕の所へ音楽指導の話を頂いた時は
少し信じられませんでした。
何故なら僕はこれまで、基本的に吹奏楽のフィールドで
仕事はしていなかったからです。
ではどうして音楽監督の契約を結んだか?
『音楽を演奏する技術もさることながら、
世界でいったい何が起こっているのか?
田野城さんが経験した事や世界観を学生達に話して欲しい!』
『田野城さんの話を聞いて世界に出てみよう!
十勝だけではなく、意識を世界へ向け、グローバルな感性を
身につけようと努力する学生が一人でも出て来てくれたら、
それが財産になるからです!』
これら帯広市が提案してきた企画の主旨は
僕の心を大いに揺さぶりました。
僕は音楽を指導するにあたり常にこう考えます。
生まれた場所や性別、学歴、役職、肌の色、
宗教が違う人達で会っても、
音楽をツールにしてお互いが理解し合う事が出来る。
音楽には魔法の力が存在しています。
高校生達には、そんな目に見えない真理を見つけて欲しい。